第四三七・四三九合併号(2003年2・3月号)
〔学会創立四十周年 記念論叢〕
創立40周年記念号の発刊に当たって
人間の政治経済史 上田正昭
瓦解40周年に驚く 野村乙二朗
あの頃の思い出 山口愼彌
慰安婦問題の終末 秦郁彦
竹岡勝也と『大宰府小史』 河添昭二
日中戦争初期の解決構想 臼井勝美
「満州事変は永遠に謎である」 野村乙二朗
日露戦争―黄禍論とコミンテルンの視点から― 平岡洋一
日露戦争と外国観戦武官 安岡昭男
吉田松陰の思想と教育(Ⅲ)―『孟子』講義直前までの獄中にみたる自己教育(Ⅰ)― 山縣明人
菅江真澄と学問 新野直吉
『肥後守祐昌様御渡海日記』より観た十七世紀初頭の薩琉関係(Ⅰ) 喜舎場一隆
天台座主慈厳の一考察(Ⅰ)―元徳二年天台座主就任の背景― 橋本芳和
鎌倉時代における武士の官位について(Ⅰ) 渡邊晴美
建久二年三月鎌倉大火と源頼朝 石井清文
寿永二年八月勧賞源氏諸将任国守の史的意義 金澤正大
信濃守某の『頓写一日経』説話について―『今昔物語』本朝仏教篇巻十四第二説話を中心に― 彦由三枝子
女院制の成立と十一世紀における変遷 大和典子
奈良時代の藤原氏と石上氏―藤原不比等遠謀策の結実― 木本好信
「大君は神にしませば」―皇祖神・アマテラス大御神の確立― 熊谷保孝
『日本書紀』天智天皇七年九月丁未条について―中臣鎌足が新羅の金庾信に船一艘を贈るの意義― 太田英比古
会告