第六六〇号(2021年12月号)
石原莞爾と昭和天皇 野村乙二朗
ハルノートと日本―ハルノート日本側受容― 伊藤光
松岡は日米開戦を知った直後本当に泣いたか 横谷英暁
陸軍「清軍派」研究序説―常岡瀧雄と「清軍運動」の濫觴 木下宏一
イギリス外交とルール占領に関する一考察―仏白軍によるルール占領後のイギリス外交とその戦略を中心として― 伊藤政行
中華民国浙江省憲法―国民国家(nation state)の指標― 小西豊治
阪谷芳郎と「ベルリン平和会議」 西尾林太郎
自由武器都市ズール長崎思索紀行―ズール産新鋭小銃の一橋慶喜による購入― 山田千秋
『吾妻鏡』正治二年城歳首埦飯記事の作為(下)―元旦沙汰人北条時政の再検討― 金澤正大
播磨国松原庄と松原別宮の成立 和田幸司
藤原房前と娘と藤原百能―藤原豊成をめぐる双曲線― 木本好信